お茶を淹れる時の豆知識
水について
- お茶には軟水が適している
水道水を使うときはカルキ臭を消すために4~5分沸騰させたお湯を使う
温度について
- お湯の温度が高いほど渋味が出すぎて味のバランスが悪くなるので湯冷ましする必要があります
-
標準的なお茶の淹れ方の目安
茶種 |
茶碗数 |
茶量 |
湯の温度 |
浸出時間 |
玉露 |
3 |
10g |
50~60℃ |
2分 |
煎茶(深蒸し茶) |
3 |
8g
(6g) |
80℃ |
40~60秒
(30秒) |
ほうじ茶 |
5 |
15g |
100℃ |
30秒 |
※茶葉は少し多いかなと思うくらいが最適です
煎茶(3人分の場合)
- よく沸騰させたお湯を用意する
- 3つの茶碗にお湯を8分目(70cc位)入れて湯冷ましする
これにより温度調節・お湯の量・茶碗を温めるという作業ができる
- お茶8g(ティースプーン山盛り2杯)を急須に入れる
- 2の茶碗の湯を急須に入れ40~60秒位待つ(蓋に熱が伝わる頃が目安)
- 味・色・量が均等になるように順番に少しずつ注ぐ
最後の一滴までしっかり注ぐ
- 淹れ終ったら急須をポンと軽くたたき回りに張り付いた茶葉を真ん中に寄せ、蓋を少しずらして、中で蒸れないようにする
- 二煎目は湯冷ましせずにさっと淹れる

加賀棒ほうじ茶(3~5人分の場合)
- よく沸騰させたお湯を用意する
- 急須に焙じ茶を大匙2杯(10~15g位)入れる
- 熱いお湯を急須に直接入れて、30秒位待つ
- 用意した湯呑に味・色・量が均等になるよう順番に少しずつ最後の一滴までしっかり注ぐ
- 淹れ終ったら急須をポンと軽くたたいて回りに張り付いた茶葉を真ん中に寄せ蓋を少しずらして、中が蒸れないようにする

水出し冷茶の作り方
- 冷水ポットに茶葉と水を淹れます
(水1ℓに茶葉10~15gが標準です)
(ティーバッグなら5~6gを2ヶ位)
- そのまま冷蔵庫に入れて1~2時間冷やします
(途中で何度か撹拌すると早く抽出できます)
- 適当な濃さになったら、中の茶葉を取り出した方が良いでしょう。美味しく味わうために早めに飲みきりましょう
