今年初めての問屋さんからの荷物の中に何やら古めかしい包みと
手紙が入っていました。
何かと思って開けてみるとそれはそれは古い前掛けでした。
問屋さんによれば年末の大掃除をしていたら昭和の時代に年末年始の挨拶用に
作った取引先の名入れの前掛けが出てきたのでディスプレイにでも使って下さい
とのことでした。
これを見た時、私は自分が嫁いできた頃、今は亡き義理の父がこの前掛けをして
仕事をしていたことを思い出し何だか胸が熱くなりました。
五十年近いお付き合いの問屋さんのお陰で今までのいろんなことが甦ってきました。
昭和、平成、そして次の新しい時代に向けてこれからも商売に精進していこうと
新たに思えた出来事でした。